普通に就職なんて無理だと思い込んでいました。
ニートになった理由はおそらく皆それぞれでしょう。 しかし共通していることもあります。 それは、仕事が見つからない、または見つかりにくいということです。 学歴もなく、社会人としての経験もゼロ、就活すらしたことがないのに、どうすればいいのでしょう?
私の経験から正直にいえば、応募可能な求人を自分で見つけることは難しいのが現状です。
就職したくても見つからない。では、どこで仕事を探せばいいのでしょうか。
最近、求人情報の多くは、就職専門のエージェントに集まっています。 エージェントというと堅苦しく聞こえるかもしれませんが、身構える必要はありません。 ニート・フリーターを専門とした、相談しやすいエージェントがあります。
自分の条件にあった、応募したいと思える求人が見つからないことには始まりませんから、まずはここへ相談してみてください。
27歳でニート脱出。成功への道とは。
ニートの就職にどんなイメージをお持ちですか? ニートの皆さんは就活にどんなイメージを持っていますか?
「就職活動をしてもどうせ無理だろう、今さら必死になったみたいで恥ずかしい」 「面接に行っても辛い思いするだけ、行きたくない」
当時の私はこんな風に思っていました。
ニートを脱却して、就職し、普通の生活を送るのがささやかな目標でした。 健康保険や年金のことを考えたら、自分ひとりで納めようとするよりも、会社に就職して少しでも負担してもらう方がいいのは一目瞭然です。 アルバイトを始めるくらいなら、思い切って就職した方がいいというのもわかっていました。
しかし就職したい、普通の生活を送りたいと思っても、ネガティブに考えてしまい、無限ループに陥ります。 まさにニートでした。
それでも、私には時間がありました。 ネットを見て求人を検索してみたり、やりたい職種や職場での自分を思い描いたりすることもありました。 でも、私が応募出来るようなものはほとんど見つかりませんでした。
思い立って、ハローワークに行ってみたこともあります。 結果からいうと、私には合いませんでした。 ハローワークが嫌だとか駄目だとか、断定する気はありませんのであしからず。
役所なので当然ですが、大勢の人が順番を待ちしている中、自分も並んで待ち、面談を受けます。 自分の後に長蛇の列ができていることはわかっているのです。 落ちついて相談したり、アドバイスを受けたりすることはできませんでした。
求人情報が見づらくて、どんな会社かわからないという、決定的な難点もありました。 思い切って就職しようと思っているのですから、詳細のわからない、あいまいな情報の企業に応募するわけにはいきません。 せっかく就職できても、それが失敗に終わってしまったら、私は怖くなってしまうでしょう。 そう思ったら最後、もう二度と就活をしたくなくなるだろうと感じていました。
未経験、学歴ゼロでも正社員になれますか?
私は元々バイトも長続きしないほうで、いわゆるフリーターとも名乗れないくらいの職歴しか持っていませんでした。 立派な大学を出ていたらそれでも何とかなるのでしょうが、そんな学歴もありません。
最初はやりたい職種をネットや情報誌で探していた私も、自分には応募資格がないのだと、次第に気がつきました。 私の経歴で応募出来る仕事が、そもそも少なかったのです。 自分1人での仕事探しに限界を感じると同時に、1人で膨大な情報の中から探していくことに疲れてしまいました。
私は、ネットや情報誌で調べているうちに、何度か見かけたエージェントに相談することに決めました。 いくつかのエージェントのホームページを開いて比較しましたし、「どこが相談しやすいだろう」「そもそも私なんて相手にしてくれるのかな……」などと何度も相談をためらいましたが。
結果、私の行動は大正解でした。 そのときの自分を褒めてやりたいくらいです。 未経験OK・学歴不問の求人を探す際に1番早くて確実なのは、エージェントを利用することでした。
エージェントというと、正社員の転職専門だと思われがちですが、前述のとおりニート・フリーター専門のエージェントもちゃんとあります。 また、相談料や利用料などがかからないので、何度でも無料で安心して利用できるというのも、お金がない私にはかなり助かりました。
エージェントは扱っている求人の数が相当多いので、何を選べばいいのか迷うこともあるかもしれません。 ここでダメなら最後!と意気込んでいた私は、専任のカウンセラーに「正社員になりたい」「この求人のここが分からない」と、その都度自分の気持ちや疑問をしっかり伝えました。
素直に言えたのは、専任だという安心感があったからかもしれません。 1つ1つ項目を確認して、自分の中で納得しながら就職活動を進めることができました。
いざ面接……行きたくない!って思いませんか?
就職を考えたとき、最も嫌なことはなんでしょうか。 多くの人の場合面接だろうと思いますし、実際私は面接が嫌で仕方がありませんでした。
正直、1人で就職活動をしていたら、自信がなくて面接をドタキャンしたかもしれません。 今回エージェントの方に入ってもらって良かったと思った1番のポイントと言ってもいいくらいです。
ではここで、就活の際にエージェントに頼って良かったと感じた点を項目ごとにご紹介します。
履歴書、職務経歴書
エージェントに添削してもらえますから、自信を持って持参出来ます。
面接の日程
担当エージェントが調整してくれます。自分で応募した企業と連絡を取る必要はありませんでした。 面接のアドバイスもしてくれます。 企業の雰囲気を前もって聞いておくことも可能です。
応募企業への質問
担当エージェントが自分の代わりに質問してくれます。 お給料のこととか、保険のこととか、緊張している面接の場で自分から聞くなんて難易度が高い!と感じる人にお勧めしたいポイント。
面接結果
面接後、実際の雰囲気がわかって就職したくなくなったり、もっと良さそうな他の就職先を見つけて辞退したいと思ったりした場合にも、自分の代わりに担当エージェントが伝えてくれます。
就職
内定後の出社日の調整も担当エージェントが代行してくれます。
こうして見ると、今さらながら、自分の負担がすごく少なくて済んだと実感がわいてきます。 わからないことは任せてしまえるのがいいですよね。
このような過程を経て、何度かの応募と面接の末に、正社員になることができました。
実際にやったことはこれだけ
これまで長々と書いてきましたが、ニート脱出のためにやったことを整理してみます。
- ニートからの脱出を決意する
- ハローワーク、自分で探してみて挫折
- おそるおそるエージェントに登録し、相談してみる
- カウンセラーに相談、求人へ応募する
- 添削にそって履歴書作成
- カウンセラーから面接日の連絡があり、面接にいく
一見普通の就職活動となんら変わらないようにも見えるかもしれません。 でも、そもそも応募できる仕事を教えてもらえることがありがたいですし、就職までのサポートも手厚いですよね。
面接まで企業と連絡を取る必要がないのも、かなりストレスを減らしてくれました。 肝心の面接当日はすごい汗で、自分でもびっくりするほどでしたが。
私にアピールポイントはありませんでした。 カウンセラーの方にアドバイスの中で肉付けしてもらったことを素直に話しました。 自分の力で成功したとは言いきれないかもしれません。
それでも私は、地獄から一歩抜けました。
最後に
誰もがわかっていることかもしれませんが、いつまでもニートで居ることはできません。脱出するならできるだけ早いほうがいいと思いますし、挑戦しようにも、遅くなればなるほど難易度は上がっていきます。
ニートから脱出し、働き始めて数ヶ月が経ちました。 馴れないことだらけでキツかったり、イライラしたりすることももちろんあります。
でも、ニートの時に感じていた「このままじゃダメだよなぁ」「将来どうなるんだろう」といった、押しつぶされそうな、まさに地獄状態の不安に比べれば数倍マシです。 ニートから脱出できて本当に良かったと思っています。
両親もホッとしてくれているのがわかりますし、安心させることができたうれしさもあったりします。
数ヶ月前の私のように、ニートであることに不安を感じている方は、無料で相談・カウンセリングを行ってくれるので、まずは就職エージェントのハタラクティブに相談してみてください。 ハタラクティブのようなエージェントに相談することで、ニートから脱出できる可能性がかなり高まります。
悩む前に、まずは連絡してみてください。 迷ってウジウジしているなら、今すぐにでも相談に乗ってもらうべきですよ!